星空学園サッカー部の部室

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千香子とマサキのお正月

「「あけましておめでとうございます!!」」
みんなであいさつをして、瞳子姉さんやその他もろもろの手作りのおせちを食べる。
千香子が伊達巻に手をつけようとした瞬間、上から手が伸びてきた。
「おぉ!美味い!やっぱ海奈姉さんと大違いだ」
「マサキ?!なんでこんなとこいるの!?」
狩屋マサキは、もともとお日様園にいたが、基山ヒロトに引き取られ、ヒロトの嫁の地元にいると聞いていた。
「いや、なんか姉さんが東京いくってうるさくて近く通ったから来ただけ」
「そうなんだ…つかあたしの伊達巻!!返しなさい!」
「もう食ったのを吐けと?!」
「コラ、正月早々ケンカしない」
この人は緑川リュウジ。お日様園にいて、とても優しいお兄さん的存在だ。
「だってマサキが!」
「はいはい。ほかのがまだあるだろ?」
「むぅ…」
「そうだそうだ。そんなことで怒るな」
「あんたが怒らせたんでしょ!!しかも何ちゃっかり混ざってるのよ!」
するとマサキは青ざめた顔をして、
「いや…その、な…。姉さんの料理は凶器ってゆーか…核兵器ってゆーか…」
そんなにひどいのだろうか。
「と、とにかく!ここのおせちと雑煮がたべなれてるから」
「ふーん…」

たらふく食べたところで、千香子は近くの神社へ初詣に行くことにした。
「マサキ、あんたも行く?」
「んー…行っとく」

神社に着くと、お参りの人がずらずら並んでいた。
「混んでるね」
「お前の知り合いとかいないの?」
「うん。翠も田舎だし、杏利も流美も」
「へぇ」
すると、お参りを終えた学生らしき人物が、
「あああああああ!ちーちゃんだ!!」
そう叫んで千香子とマサキの方へ走ってきた。
「こら星夏!みっともないぞ」
「ごめんぬ☆」
サッカー部の先輩で、キャプテンの八神星夏だ。そして星夏を注意したのはエースの皇竜次だ。そして遅れて後ろに天城院優羅、曽原美月、小道津鐘がやってきた。
「お前らもお参り?」
「はい、そうです」
美月はマサキと千香子を見比べて、
「この子、千香子ちゃんの彼氏?」
と聞いた。二人は真っ赤になり
「ちがいます!こんなばかりや!」
「ばかりやってなんだよ!このチビ!」
必死に否定する二人を見て、美月はクスクス笑った
「冗談よ。かわいいなぁ」
「からかわないでください…」
「かりやって…雷門の?」
竜次がそう聞く(狩屋は睨まれたと思ったが竜次にそんなつもりは一切ない)と、ビシッとして
「は、はい!雷門中一年の狩屋マサキです!」
「ああ、なんか見たことあると思ったんだー!」
と津鐘。
「先輩達もお参りですか?」
「うん。受験生だから」
「そうですね。頑張ってくださいね!」
「ありがとう」
「あれ?優羅先輩、神なのにおねがいしたんですか?」
「あ?ああ…俺は学問の神じゃないから」
「じゃあ何の神ですか?ww」
「……あれだ、あれ。」
「?」
「GKの神」
「優羅、もういいよ無理しなくて」
「無理なんかしてない」
しばらく苦笑いをして見守っていた美月が、
「さ、私達は帰りましょ。千香子ちゃんとマサキ君、デート楽しんでね」
「でっ!?!?」
「だから!美月先輩!ちがいます!」

三年生組がいなくなると、狩屋は
「千香子」
「何?」
「あの髪長い先輩って…」
「美月先輩だよ。練習試合のときいたじゃない。あ、マサキいなかったんだっけ?」
「いなかった。…くそぅあんなきれいな先輩が星空学園にいたとは…」
千香子はムスッとして背伸びをして狩屋の頭をポカンと殴った。
「いって!何?!」
「…ばかりや」
「は?」
「あとで甘酒おごりなさいよ」
「なんでええええええええ?!」
そんな二人のお正月。





海奈さんちょこっとだけ出させていただきました!良かったかな?